お正月ニッポンプロジェクト公式ブログ
ありがとうございました!
昨年9月から情報発信を続けてきました
お正月ニッポンプロジェクトの3年目の活動も、
そろそろ終了となります。
3年目は、初めてツイッターやフェイスブックを通じ、
皆さんと一緒にお正月を盛り上げることができて、
とても楽しかったです。
ありがとうございました!
2013年のお正月に向けてまた再始動しますので、
その時はどうぞよろしくお願いします!
2013年が、皆さんにとって素敵な一年になることを
心よりお祈りしております!
「お正月大学」イベントレポート③
・・・「お正月大学」イベントレポートの続きです。
■4時限目 生活科 ~抜き打ちテスト~
ゲストの国分佐智子さんが加わって「お正月大学」の講義が再開されました。
国分さんは今年、二代目林家三平さんとご結婚されたばかり。
「今年は新しい家族と初めて一年を迎えます。林家一門の皆様も一緒で、
何百人分ものおせちを用意するんです。義母(海老名香葉子さん)からは
『覚悟しておきなさい』と言われています」
大所帯がお正月にいただく鰹節を削るところから、海老名家のお正月準備が始まるのだとか。
大変そうですが、国分さんは新しい世代の代表として伝統を受け継ぐ覚悟を語っていました。
4時限目の講師は2時限目でもご登壇いただいた三浦康子先生。
「ここで……抜き打ちテストを行います」
休憩を挟んでリラックスしていたキュレーター候補生たちの間に緊張の波が!
でも、先ほどまでの講義を踏まえた出題だから、大丈夫のはずです。落ち着いて第1問!
「神社へ初詣する際のお参りの仕方は?」
お賽銭を投げて、鈴祓をしてからの作法をおさらい。
キュレーター候補生と国分さんには、前に出て実演回答してもらいました。
正解は「二拝・二拍手・一拝」。全員正解でした!
三浦先生からは「“拝”はもっとも深いお辞儀で、90度近く頭を下げること。
拍手の際は、手を合わせてから右手をずらして打つときれいに音が響きます」という補足もありました。
2問目は「鏡餅の飾り方」。
1時限目、2時限目で年神様の依代という重要な役割を学びましたが、正しい飾り方とは?
さきほどスライドで見た鏡餅を思い出せば簡単ですね。これも見事、全員正解。
「台座になる三方は3つの窓がありますが、後ろ、背の側が閉じるように置いてください。
これは神様のご加護が窓から周囲に出ることを表しています」
「三方の上に半紙を敷いて、ゆずり葉(ウラジロ)、四隅が赤い“四方紅”(しほうべに)、
鏡餅、御幣(ごへい)、昆布、橙(だいだい)と重ねて置きます」
「ゆずり葉はウラジロとも呼ばれ、裏が白いので潔白を意味します。
昆布は“子生”、“よろこぶ”“広布”、橙は“家が代々続く”などの縁起のいい語呂合わせで願を込めています」
続く3問目は「お雑煮の語源は?」。
ここまではこれまでの講義からの出題だったのに、この問題は想定外!
三浦先生の「ヒントは漢字にあります」を頼りに、キュレーター候補生はガヤガヤと相談開始。
回答は以下のように出揃いました。
「雑多な具を煮る」
「地域の食材をいろいろ(雑に)入れたもの」または「武家の料理から」
「食材をいろいろ(雑に)入れて、食に困らない願を込めている」
「さまざまな幸を集める意味」
みなさん、だいたい同じ視点で回答されて、基本的にはこれで正解!
「武家の料理から」という回答も正解。
儀礼的な食事の際、本膳の前菜に「保臓(ほうぞう)」から
「宝雑」「烹雑」とも呼ばれた煮物が出ていたのですが、これがお正月のお雑煮にもつながっています。
4問目は、配られた箸の中から「正しい祝い箸はどれ?」というもの。
これはさきほどの講義で学んだばかりなので、全員正解。
「両端が削られているのはご存じのとおり。また、真ん中が少し太くなっていて、
五穀豊穣や子宝を願う“俵”を意味しているんです」
三浦先生からは、祝い箸のほか、器も特別な気持ちで選びたいという補足もありました。
さすが、日本の伝統への意識が高い「お正月キュレーター」候補生。
全員全問正解した喜びと安心に包まれて抜き打ちテストが終了しました。
■5時限目 家庭科
最後の講義で講師を務めたのは、「お正月ニッポンプロジェクト」事務局長で、紀文食品の山本真砂美さん。
4時限目に引き続いて、三浦康子先生もサポートしました。
「おせち料理の起源は奈良時代の宮廷料理。それが武家社会に伝わって、
江戸時代から一般家庭でも根付きました。本来は五段のお重を使いますが、今は三段重のご家庭が多いですね」
現代に通じる、お重に詰める風習も江戸時代から。
お重には直線にお料理を詰めるのが定例ですが、
“幸せを四方八方に”という願いから八方詰めの場合もあります。そもそも高知県や東北ではお皿に盛る地方があり、一回分をお皿に盛りつけ直していただく風習の地方もあります。お雑煮の具と同じく土地ごとに違いがあるそうです。おいしそうなおせち料理についての講義に、キュレーター候補生の皆さんもさらに興味津々?
「この講義が終わったら、実際におせち料理の試食もございます」
という嬉しいアナウンスもあったこともあり、和やかに講義が進んでいたのですが……。
講義の最中、各テーブルにお重が運ばれてきましたが、「最後に、間違い探しです!」という山本先生の一声!実はこれ、試食ではなく講義の一貫だったんです。
お重には「えびの品数」や「なますは二の重に詰めるもの」「紅白かまぼこは紅が右」
「伊達巻は巻き方が“の”の字になるように」など、知識がないと見つけられない間違いが隠されていましたが、
キュレーター候補生の皆さんは、それらをすべて発見!見事に「お正月大学」の成果が発揮されました!
全問正解に感心した三浦先生からは
「文化を知ってからいただくことで、自分にとっておせち料理の意味が変わります。
お正月行事に込められた物事のつながりを知れば、文化の絆に気づいて故郷に感謝できるでしょう。
文化の継承は日本人の魂を根っこから育てるものです」という締めくくりの言葉をいただきました。
■名刺授与
すべての講義を修了した「お正月キュレーター」候補生……
いや、晴れて「お正月キュレーター」となった一般の皆さんと国分佐智子さんには、
「お正月キュレーター」の名刺が授与されました。
「お正月キュレーター」を代表して、国分さんは
「伝統を知り、実践することで故郷や家とのつながりを実感できます。
ここで学んだことを家で生かせるようにしたいですね。また子どもたちにも伝えていきたい」と
抱負を語っていました。
国分佐智子さん、「お正月キュレーター」のみなさん、
「お正月ニッポンプロジェクト」といっしょに、日本の伝統行事を守り、伝えていきましょう!
「お正月大学」イベントレポート②
・・・「お正月大学」イベントレポートの続きです。
■2時限目 生活科~これでバッチリ!お正月のいろは~
鏡餅がお正月の神様の依代だなんて、知らなくて驚いた人も多いと思います。
お正月行事は何気ない生活、風習に息づいているんですね。1時限目に続く講義では、
生活の中にお正月行事がどのように取り入れられているかを学びました。
講師は和文化研究家の三浦康子先生。
ここから先は、12月と来年1月のカレンダーをお手元に用意して読むといいですよ。
「お正月の準備のひとつに煤払いがあります。年神様をお迎えするために家を大掃除するんです。
最近は特に日を定めないご家庭も多いのですが、古くから12月13日に行われてきましたす」
この日からお正月の準備を始めるので“お正月事始(ことはじめ)”とも言われるそうです。
お歳暮を贈り始めるのも13日以降が本来の風習です。
「煤払いをしたら、門松やしめ縄、鏡餅を飾ります。大掃除がずれこんでしまうご家庭も多いと思いますが、
29日は“二十苦”“苦松”や“苦餅”に通じるので避けましょう。
31日はお葬式と同じ“一夜飾り”になって縁起が悪いです。28日までか、30日に飾ってください」
ということは23日から25日のクリスマスシーズンには煤払いしておきたいですね……。
みなさん、がんばりましょう!
31日、大晦日の習慣といえば、年越しそばです。
「大晦日におそばをいただく習慣は江戸時代から始まりました。
そばのように長くのびる(生きる)“寿命そば”や、食べているときに麺が切れることから
一年の労苦を忘れる“縁切りそば”などの言い伝えがあります。除夜の鐘が鳴り始める前にいただくのが通例です」
講義はいよいよ年が明けた1月1日。1時限目ではお雑煮について学びましたが、
おせち料理、お屠蘇(おとそ)といった食事もお正月ならではです。
「おせち料理は年神様にお供えする“節供(せちく)料理”。
現在はお正月の3が日にいただくのが通例です。めでたさを重ねる意味でお重に詰めるのですが、
お料理の詰め方にも作法があるんですよ」
会場では、スライドも交えて「紅白のかまぼこは“右紅左白(うこうさはく)”」、
「品数は奇数に」「縦横の並びを平行に」などのしきたりを解説。
さらに、おせち料理をいただく際には「祝い箸」も欠かせません。
両端が細くなっているのは、片方を人、片方を年神様が使う“神人共食”を意味しています。
お屠蘇は邪気払いとして伝わる薬酒です。
「まず最年長者が最年少者に注ぎ、ひとつ年長の人へ順に注いでいくことで
年少者が持っている生気を年長者に戻すという意味の習慣もあります」
1月1日はおせち料理をいただくだけの日ではありません。
お正月は家に年神様をお迎えするお祭りですが、地元の氏神様へのご挨拶――初詣もお忘れなく。
参道の真ん中は神様の通り道なので端を歩くことや、手水で身を清めてから境内に上がること、
お賽銭を投じて、鈴を3回鳴らし(鈴祓え)、二拝・二拍手・一拝。
参拝のしきたりはお正月ならずとも意識して守りたいものです。
3が日を過ぎて1月7日になったら、門松やしめ縄を外します。松が取れる、といいますよね。
この日には若菜の七草粥をいただきます。
鏡餅は、武家の風習にならって1月11日に下げるご家庭が多いそうです。
「『鏡開き』は年神様の御魂をみんなで分けて、いただく行事。現在のお年玉の源流にある習慣でもありますね」
お年玉に現金を贈る習慣は、高度経済成長以降のこと。その前はお餅や記念品を贈っていたんだとか。
親戚にお子様が多い方もこれで一安心……といっても、ケチに思われるのも癪ですよね。
でも子どもたちにお年玉を贈る際には、年神様や鏡餅の本来の意味を聞かせると良いでしょう。
それが日本の伝統文化の継承になるのですから。
12月13日の煤払いに始まったお正月の行事は、1月15日、立春後の満月を迎える日に締めくくられます。
1月15日は小正月。神社やお寺の境内に門松やしめ縄などを持ち寄って燃やす
「左義長」または「どんと焼き」が行われます。
左義長の煙に乗って年神様がお帰りになるわけですね。
これがお正月の“事じまい”です。
■3時限目 特別授業~お正月は着物に挑戦!~
お正月の由来から生活習慣まで真剣に学んできたキュレーター候補生の皆さん。
知っているつもりで、正確な知識や細かい背景までは知らなかった方も多かったようです。
ちょっと気疲れも感じる中での3時限目は一転華やかに、着物についての講義でした。
講師は日本和装ホールディングスの着付講師、梅田みゆき先生。
「着物には礼装、略礼装、しゃれものという種類があります。
着るものにはお会いする方への敬意が表れるので、間違えると失礼にあたります」
初詣の際にはできれば礼装、略礼装を着たいものです。
「現在、自分で着物を着たい人が増えています。着物はどれも形が同じなので、
着方もいっしょ。ひとつ覚えれば、どんな着物でも着られるようになります」
お正月をきっかけに、自分で着付けできるような着物の習慣を取り入れると、
一年の節目節目をより厳かに迎えられるようになりますね。
ここで、「お正月大学」の午前の部が終了。
「お正月キュレーター」候補生の皆様、とりあえず一息!
・・・イベントレポート③へ続く
「お正月大学」イベントレポート①
例年以上に家族や故郷への思いや「絆」が強まった2011年も、あとわずか。
新年まで1か月を残した12月1日(金)、品川プリンスホテルにて「お正月大学」が開校されました。
■お正月の大学?
「お正月ニッポンプロジェクト」では、日本の伝統的なお正月行事をご紹介していますが、
世間全体を見回せば、お正月の行事が形骸化している傾向はまだまだあります。
そこで、日本の伝統的なお正月について知識を広める
「お正月キュレーター」を育成するために、
一日だけの特別授業――「お正月大学」が開校されたというわけです。
「お正月キュレーター」候補として集まったのは、
20代から50代の男女の皆さんと、今年、二代目林家三平さんとご結婚されたばかりの国分佐智子さん。
お正月行事の由来、初詣の作法、おせち料理の常識など、
多岐にわたる「お正月大学」講義に、みなさんは緊張しながらも楽しく臨んだようです。
また、今回は「お正月ニッポンプロジェクト」の公式ツイッター(@oshogatsuNP)のフォロワー数、
公式フェイスブックぺージの「いいね!」数につき、100円が東日本大震災の復興支援として募金されることも発表されました。
具体的なアクションで日本、故郷に貢献する役割の一端を、「お正月キュレーター」は担う事になります。
■入学式
――キーンコーンカーンコーン
久しぶりに聞いた学校らしいチャイム音に、会場には笑いが。
学校の始まりといえば入学式です。「お正月キュレーター候補生」を迎えたのは、
「お正月ニッポンプロジェクト」事務局長である山本真砂美さん(紀文食品)。
「2009年に『お正月ニッポンプロジェクト』を設立しました。
しかし今なお、自宅用におせち料理を用意していない家庭は多いです。
伝統的なお正月行事やおせち料理の文化を伝えていくのは私たち食品メーカーやメディアの役割。
ここに集まった『お正月キュレーター候補生』の方々には『お正月大学』で学んだことを
ブログやツイッター、フェイスブックなどを通じて伝えていただくことで、
お正月行事をいっしょに盛り立てていきましょう!」
■1時限目 社会科~日本の生活文化の代表である「お正月」について
「お正月はなぜ“おめでたい”か、わかりますか?」
こんな問いかけから始まった「お正月大学」最初の講義。
講師を務めたのは旅の文化研究所所長で民俗学者の神崎宣武先生です。
実はキリスト教圏やイスラム教圏ではクリスマスが節目として祝われています。
アジア各国では、日本で旧正月と呼ばれる日(1月下旬から2月初旬に始まる数日間)がお正月です。
なぜ日本だけで、1月1日が“おめでたい”のでしょう?
「“おめでたい”のはお祭りだから。お祭りは神様をまつる、人々が集まる(まつわる)行事のことです」
神様をまつるのがお正月のお祭り。なるほど、お正月には神社などへ初詣に行きますよね。
「いえ、初詣でお祭りをするのは、その土地の氏神さま。お正月の神様は“年神様”です。
“トシ”は“年”の時間を示すとともに、豊穣の“稔”も意味しています。
古来から日本ではお正月になると山から年神様をお迎えして、一年の家族や世の中の無事、五穀豊穣を願うんですね。
新しい年の神様である年神様は、生命、再生の象徴なんです」
なるほど!お正月は、ただカレンダー上で一年が始まる日ではない、特別なお祭りの日なんですね。
「山里に下りていらっしゃった年神様を家にお迎えする目印が門松やしめ縄です。
地方で違いはありますが、年神様が宿る依代には松が多いですね。
では、家にお迎えした年神様はどこにいらっしゃるのでしょう……?」
会場のキュレーター候補生からは「神棚」「床の間」という声が上がりましたが、正解はなんと「鏡餅」!
神棚は他の神様をまつる神社からお分けしていただいたものなので、年神様の依代ではないそうです。
でも床の間や神棚に鏡餅をお飾りすることはあるので、キュレーター候補生のみなさんのカンも鋭い!
「鏡餅を“お鏡”と言いますよね。鏡をご神体とする神社が多いように、古来、神様は鏡に依りつくとされています。
鏡餅はお雑煮に入れるお餅とは別もの。お雑煮に角餅を入れる地方もありますが、鏡餅は必ず丸餅。
昔の鏡が円形だからですね」
門松やしめ縄、鏡餅を飾る。なんとなく繰り返していたお正月の行事ですが、こうして由来や意味を知ると気持ちが変わりますね。
・・・イベントレポート②へ続く
お正月の“いわれ”クイズキャンペーンを実施中!
お正月ニッポンプロジェクトでは、携帯電話専用のクイズキャンペーンを実施中です。
お正月の“いわれ”に関するクイズに全問正解すると、
抽選で30名様に、素敵な「お正月グッズ詰め合わせ」が当たります☆
2012年のお正月の準備に向けて、ぜひチャレンジしてくださいね!
12月20日までの期間限定ですので、お早めにご応募ください!
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下記QRコードからアクセスしていただき、専用パスワード(tthh0026)を入力してください。
※スマートフォンの方は、こちらのURLからアクセスいただけます。
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皆様からのたくさんの応募をお待ちしております!
「お正月ニッポンプロジェクト」公式サイトが本オープン!
本日より、「お正月ニッポンプロジェクト」の公式サイトが本オープンいたしました!
3年目の活動を迎える今年は、新たな試みとして、
「お正月ニッポンプロジェクト」とともに、
日本のお正月文化を発信してくれる仲間
「お正月キュレーター候補生」を募集いたします。
また、 ツイッター や フェイスブック を通じた、
東日本大震災の被災地支援を目的としたキャンペーンも実施いたします。
どうぞよろしくお願いいたします!












